扁桃腺の症状と治療

SponsoredLink

扁桃腺の症状の扁桃腺肥大

扁桃腺の症状で扁桃腺が大きくなった状態を扁桃腺肥大といいますが、身体を細菌などの外敵から守る働きをしている扁桃腺は大切な免疫器官なのです。

 

扁桃腺はリンパ組織であり、病原菌が侵入しやすい喉にあり、活発に活動するのは、免疫機能が未発達な乳幼児とされ、成長するにしたがって徐々に扁桃腺は小さくなりますが、たびたび扁桃腺が腫れたり扁桃腺炎を繰り返しますと、扁桃腺肥大になってしまいます。

 

扁桃腺肥大になりますと、肥大した扁桃腺によって喉が塞がり、呼吸を妨げて息苦しくなったり、寝ている時には気道が狭まりやすいことから、いびきの原因にもなります。

 

扁桃腺炎を何度も繰り返して慢性化してしまいますと、扁桃腺が腫れやすい状態が続き、肥大すてしまうこともあります。

 

扁桃腺は体質や遺伝によっても肥大する場合もあり、扁桃腺肥大の症状は3段階に分類されます。

 

  • 第1度肥大は、扁桃腺が前口蓋弓という膜から少しだけでている症状で軽度になります。
  • 第2度肥大は、前口蓋弓よりかなり突き出た状態になり、乳幼児期にしばしば見られます。
  • 第3度肥大は、口蓋垂周辺まで大きくなった状態で、診断は視診や間接喉頭鏡検査、血液検査によって判断します。

 

扁桃腺肥大は無症状であることもありますが、痛みが激しく、扁桃腺周囲炎になったり、睡眠時無呼吸症候群になるなどの症状が重いケースがあり、扁桃腺の切除が必要な場合があります。

SponsoredLink

扁桃腺の症状の扁桃腺肥大関連ページ

扁桃腺の症状の膿栓
扁桃腺の症状の膿栓では臭いも気にならない程度であれば除去する必要はありませんが、口臭が強い場合は、吸引や扁桃腺の洗浄をします。
扁桃病巣感染症
扁桃腺の扁桃病巣感染症になりますと、扁桃腺の異常から他の器官に病気を引き起こししてしまう場合があります。
扁桃腺の症状のIgA腎症
扁桃腺の炎症から引き起こすIgA腎症がありますが、腎臓の病気がなぜ発症するのかといいますと免疫が関係しているからです。
睡眠時無呼吸症候群
扁桃腺は喉の病気だけではなく睡眠時無呼吸症候群があり、命の危険もある疾患として注目されている病気です。
扁桃腺の症状の中咽頭がん
扁桃腺の中咽頭は食べ物や空気の通り道で外部の刺激を受けやすく、扁桃腺はリンパ組織であるため悪性リンパ腫が多発するところです。
扁桃腺の症状の風邪
扁桃腺に痛みや腫れができやすいものに風邪がありますが、ウイルスや細菌によって発症し、呼吸器が炎症を起こす病気を総称したもので、正式には風邪症候群といいます。

お問い合わせ