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扁桃腺の症状のIgA腎症
扁桃腺の炎症から引き起こされるものにIgA腎症というのがありますが、扁桃腺からなぜ腎臓の病気を発症するのかといいますと、免疫が関係しているからです。
扁桃腺は喉にある免疫の機能を持っていて、病原体との戦いを行って、身体の健康を守っていますが、IgA腎症は、ウイルスや細菌などの病原に対抗して作られる抗体である免疫グロブリンのIgAが免疫複合体となり、腎臓の腎糸球体メサンギウム領域に沈着することで発症します。
IgA腎症の発症の原因などは、まだ詳しく解明していない部分があるのですが、扁桃腺での感染症が深く関わっていると指摘されています。
IgA腎症は、日本を始めとするアジアに患者が多く、男性が罹りやすい特定疾患に指定されていますが、症状はごく早期ならば自覚症状がありません。
IgA腎症の初期は、尿の色などにもあまり変化がありませんので、健康診断での尿検査で発見される場合がほとんどです。
IgA腎症が進行するにしたがい、血尿が出始める方もいる一方で、無症状である場合もあります。
IgA腎症の治療は、食事療法をしながら薬物治療を行いますし、生活面でも疲労がたまらないように注意し、運動制限が付くこともあるようです。
妊娠・出産は、腎機能が低下する恐れから、避けるのが望ましいとされ、扁桃腺の切除も効果がある治療法と考える研究者もいます。
IgA腎症は、治療法などで見解の分かれることがありますので、医師とよく話し合ってから治療方針を決めます。
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扁桃腺の症状のIgA腎症関連ページ
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