扁桃腺の症状と治療

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扁桃腺の症状と喉の構造

扁桃腺の症状と喉の構造ですが、扁桃腺は体を病気から守ってくれるリンパ組織で、健康維持にはとても大切な器官です。

 

喉の構造は、喉は咽頭と喉頭で構成されていて、扁桃腺は咽頭にあり、咽頭の中でも中咽頭と呼ばれる区分に扁桃腺が含まれ、口を開けると喉の奥の中央に垂れ下がっているものが口蓋垂という通称のどちんこなのです。

 

口蓋垂より喉に近く、口からのぞいた時に喉の入り口の左右にあるのが扁桃腺で、扁桃腺の名前には腺が付きますが、分泌腺ではありません。

 

扁桃腺は正式には口蓋扁桃といい、医学用語では扁桃が使われていますが、扁桃腺の後ろにあるのが咽頭側索で、喉の奥には粘膜である咽頭後壁があり、更に奥には首の骨の頚椎の近くにはリンパ節もあります。

 

扁桃腺には舌の付け根にある舌扁桃、アデノイドとも呼ばれる咽頭扁桃、上あごの耳管内口周辺の粘膜の下に存在する耳管扁桃などがあり、口蓋扁桃、舌扁桃、耳管扁桃などは、口内で輪のように連なることから、ワルダイエルの咽頭輪といいます。

 

扁桃腺はどれも免疫に関係する器官で、ウイルスや細菌が入り込むと扁桃腺の症状として腫れることがありますが、扁桃腺の腫れは外敵と戦って抗体を作り出している状態で、時には首のリンパ節が腫れたり、痛くなることもありますから、そのまま放置せずに適切なケアを行うために、病院で診察を受けることをおすすめします。

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扁桃腺の症状と喉の構造関連ページ

扁桃腺の痛み
扁桃腺の症状で喉が痛くなることが多いのですが、喉は食事や呼吸に関わっている器官ですので、刺激を受けやすいところです。
扁桃腺からの発熱
扁桃腺がウイルスや細菌と戦っている時に、発熱することがありますが、人によっては40℃近い高熱になることがあります。
扁桃腺の腫れ
扁桃腺が腫れることがありますが、扁桃腺が腫れるのは、喉の病原菌を防御するためで、炎症を起こすのも免疫機能が働いているからです。
扁桃腺の症状の種類
扁桃腺の症状には急性と慢性があり、悪化しますと扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍になることがあります。
扁桃腺の症状とがん
扁桃腺と癌との関わりで代表的な咽頭がんや喉頭がん、舌がん、歯肉がんで、扁桃腺周辺にできる咽頭がんがあります。
扁桃腺炎の症状
扁桃腺には免疫機能がありウイルスや菌が身体内に侵入するのを防いでくれますが、免疫機能が低下しますと喉に炎症が起きます。

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