扁桃腺の症状と治療

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扁桃腺からの発熱

扁桃腺は、病原体が喉から侵入を防ぐ働きを持っていますので、炎症が起きるのは防衛機能が活性化している証拠であり、抗体を作って病気の原因となるウイルスや細菌と戦っている証拠です。

 

扁桃腺が細菌と戦っている時、発熱することがありますが、熱は微熱で済むこともあれば、人によっては40℃近い高熱になることがあり、治るまで2〜3日掛かるのが普通です。

 

扁桃腺から発熱した場合の治療ですが、扁桃腺の熱には抗生物質である抗菌性がある医薬品が用いられます。

 

抗生物質はウイルスや細菌による感染症の治療にしばしば使われ、服用しますと菌の増殖が抑えられて熱が下がりますので、後は栄養を摂り、安静にしていれば、次第に体調を取り戻していきます。

 

扁桃腺から発熱すると、すぐに冷やさなければならないと考える方もいるようですが、単に冷やせばよいというものではありません。

 

熱が出るのは免疫機能がきちんと働いて体内の病原菌を熱で退治しようとするためで、慌てて冷やすとかえって治るまで時間が掛かってしまいます。

 

扁桃腺から発熱した場合、ある程度の熱がでるまで薬を飲むのを待つようにしますが、あまりに高い熱がある際には冷やした方が良い場合もあります。

 

扁桃腺から発熱した場合は、脇の下や首、股の付け根などの動脈に近い場所に氷を当てると、熱が引きます。

 

扁桃腺が腫れた時に喉が冷えすぎると、せきがでて症状が悪化しやすくなりますので、冷やすのは様子を見ながら行い、扁桃腺の熱がなかなか下がらない時は、速やかに医師の診察を受けられることをおすすめします。

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扁桃腺からの発熱関連ページ

扁桃腺の症状と喉の構造
扁桃腺の喉の構造は、喉は咽頭と喉頭で構成されていて、扁桃腺は咽頭にあり、咽頭の中でも中咽頭と呼ばれる区分に扁桃腺が含まれ、口を開けると喉の奥の中央に垂れ下がっているものが口蓋垂という通称のどちんこなのです。
扁桃腺の痛み
扁桃腺の症状で喉が痛くなることが多いのですが、喉は食事や呼吸に関わっている器官ですので、刺激を受けやすいところです。
扁桃腺の腫れ
扁桃腺が腫れることがありますが、扁桃腺が腫れるのは、喉の病原菌を防御するためで、炎症を起こすのも免疫機能が働いているからです。
扁桃腺の症状の種類
扁桃腺の症状には急性と慢性があり、悪化しますと扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍になることがあります。
扁桃腺の症状とがん
扁桃腺と癌との関わりで代表的な咽頭がんや喉頭がん、舌がん、歯肉がんで、扁桃腺周辺にできる咽頭がんがあります。
扁桃腺炎の症状
扁桃腺には免疫機能がありウイルスや菌が身体内に侵入するのを防いでくれますが、免疫機能が低下しますと喉に炎症が起きます。

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