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扁桃腺の腫れ
扁桃腺の症状で風邪を引きますと腫れることがありますが、扁桃腺が腫れるのは、喉の病原菌を防御するためで、炎症を起こすのも免疫機能が働いているからです。
扁桃腺の腫れは、小学校入学前の幼児に多いのですが、扁桃腺の免疫機能が未発達なためで、軽い腫れでしたら心配することはありませんが、腫れがひどい場合は、医師による治療が必要になります。
腫れの治療は主に抗生物質で行われていますので、薬を飲んで休養をとれば、通常なら腫れは1〜2日で改善します。
扁桃腺炎よりも腫れの症状が重いものに、扁桃周囲膿瘍がありますが、扁桃腺炎が重症化して膿が溜まる病気であり、腫れは非常にひどくなり、痛みも激しく、完治するまでには時間が掛かります。
子どもが扁桃腺を腫らすと、痛みから食事を摂ることを嫌がり、体重が減ってしまうこともありますし、人によっては何度も腫れを繰り返すことがありますので、早めに医師の診察を受けます。
扁桃腺の腫れの症状があまりにも重い場合には、扁桃腺を切除するという治療法がありますが、切除治療法は、扁桃腺が腫れたり、肥大を起こして様々な症状を引き起こす恐れがある時に行われています。
扁桃腺の腫れの症状をそのまま放置しますと、細菌感染が耳にまで広がって、耳の慢性感染症や鼻腔の感染症を発症する場合もあり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
扁桃腺の腫れの症状を軽く見ていますと重大な病気を見逃してしまうかもしれませんので、違和感がある時には無理をせず、病院で治療を受けることが大切です。
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扁桃腺の腫れ関連ページ
- 扁桃腺の症状と喉の構造
- 扁桃腺の喉の構造は、喉は咽頭と喉頭で構成されていて、扁桃腺は咽頭にあり、咽頭の中でも中咽頭と呼ばれる区分に扁桃腺が含まれ、口を開けると喉の奥の中央に垂れ下がっているものが口蓋垂という通称のどちんこなのです。
- 扁桃腺の痛み
- 扁桃腺の症状で喉が痛くなることが多いのですが、喉は食事や呼吸に関わっている器官ですので、刺激を受けやすいところです。
- 扁桃腺からの発熱
- 扁桃腺がウイルスや細菌と戦っている時に、発熱することがありますが、人によっては40℃近い高熱になることがあります。
- 扁桃腺の症状の種類
- 扁桃腺の症状には急性と慢性があり、悪化しますと扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍になることがあります。
- 扁桃腺の症状とがん
- 扁桃腺と癌との関わりで代表的な咽頭がんや喉頭がん、舌がん、歯肉がんで、扁桃腺周辺にできる咽頭がんがあります。
- 扁桃腺炎の症状
- 扁桃腺には免疫機能がありウイルスや菌が身体内に侵入するのを防いでくれますが、免疫機能が低下しますと喉に炎症が起きます。